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「不断の業務改善」に挑む、
自ら考え、自ら行動する人。

代表取締役社長
西原 直

求められる「品質」と「安定稼働」

三菱商事フィナンシャルサービス(以下MCFJ)の基本方針は、「三菱商事(MC)グループにおける 財経審査のプロフェッショナルとして実務を安定的かつ確実に遂行し、MCグループの発展に貢献する」ことです。三菱商事本体の財務・経理・審査の実務を、将来にわたって安定稼働させていくことと同時に、三菱商事グループのシェアードサービス会社(※)として、お客様であるグループ企業のために何ができるのかを自ら考え、自ら動く姿勢が求められています。
三菱商事グループは連結純利益8,000億円を目標とするビジネスを展開していますが、私たちはその経営判断のベースとなる数字をつくる責務を負っています。求められるのは「品質」と「安定稼働」であり、従業員のみなさんにもこの2点を磨き上げることを目標に、それぞれの業務に取り組んでほしいと考えています。

※シェアードサービスグループ企業など複数の企業・組織に散在する業務を、1つの部門や会社に集約することで、業務の効率化やノウハウの高度化を図ること。

求められる「品質」と「安定稼働」

先進的サービスへの対応と飽くなき業務改善

財務・経理・審査というと定型的な仕事のイメージを持たれるかもしれません。しかし、三菱商事のビジネスはこれまでにない概念の商品を扱うことがあり、その都度会計処理を検討する必要に迫られることもあります。また新しい会計基準が導入され、その対応を担うこともあります。そうした時に取引を適切に描写し、関係者に正しくご理解いただけるように財務・経理・審査の観点から整理する必要があり、前例のない業務にも柔軟に対応できる人材が求められています。また、三菱商事グループ全体の決算をまとめる“連結決算”の一部も担うようになり、求められる能力も確実に高まっています。高度な業務に注力できるよう、定型的な業務についてはRobotic Process Automation(RPA)を三菱商事グループで最も早くから導入しています。さらにMCFJではグループ企業に約5,000億円の融資を行っており、いわばグループ企業の“メインバンク”としての機能も拡大しています。こうした先進的サービスを行うためには「不断の業務改善」が不可欠であり、従業員のみなさんにはいまのやり方が本当に適切なのかを自問自答し、より効率的な方法があれば提案してもらいたいと考えています。最近の業務改善の例を挙げると、電子ファイルで書類を回付するシステムや電子署名の活用によるレスペーパー、業務プロセス自動化アプリの活用などで効率アップが実現できています。

多様性を活かしたチームワークの力

「チームワーク」であることもMCFJの仕事の特徴の1つです。1人で完結するのではなく前工程や後工程に配慮し、各工程で納期を守ることが非常に大事ですし、相互の業務を理解し合うことが大切です。
多様性を活かすことは社会的なテーマともなっていますが、当社では従来から多様性を重視しており、とくに女性活用については先進的であることを自負しています。産休、育休などの制度はもちろん、出産して職場復帰後も第一線で働き、管理職に就いている方が数多くいます。デスクワークが多い仕事のため、障がい者の方も受け入れやすい環境ですし、雇用形態も派遣やパートの方など多様な働き方を受け入れています。そして、多様な属性の方々の力を十二分に発揮できるよう、同好会や各種イベントなど交流の機会を設け、一体感を持って仕事に取り組む風土があります。

多様性を活かしたチームワークの力

やる気と責任感を持ち、チームワークを大事にする人

MCFJとして新卒のみなさんに求めたいのは、変化に対応できるよう「自ら考え、自ら行動する人」です。また、納期や品質が重視される仕事だけに「責任感」を持って目の前の仕事に取り組める人であることも大切です。将来的には財務・経理・審査のプロフェッショナルとして高度な技量を持って力を発揮していただきますが、入社時点ではとくに専門知識は問いません。獣医学科や外国語学科出身など多様なバックグラウンドを持つ先輩がいます。やる気と責任感を持ち、チームワークを大事にする方であれば、どなたでも歓迎します。多様性を重んじる会社ですから、みなさんも委縮することなく、自分の個性を大事にして会社選びをしてほしいです。そんなみなさんと出会えることを楽しみにしています。